特徴のない同級生の薀蓄は続く
1993年の秋、僕はファミレスでバイトを始めた。バブルはもう、崩壊して世の中は暗い話題も多かったけど、僕は一応は青春を謳歌していたように思う。

* 解説ブログ「20世紀少年」

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僕たちより少しだけ上の年齢の蝶ネクタイをした黒のベストを着たウェイトレスが、僕たちが注文した飲み物を銀のトレーで運んできた。

コーヒーの香りを強く感じた。
悪くない香りだ。


特徴のない同級生のアドヴァイスをきいて、ホットコーヒーを注文してもよかったかもと、思ったが、
彼のつまらない長話を聞かされ続けているとそういう気持ちもすぐになくなった。


特徴のない同級生は再び、店のコーヒーの話を得意気に話し始めた。

しかし、僕は聞く気がなかったので、店のBGMのほうに聴力を集中させていて具体的な内容は知らない。


店のスピーカーから、フリートウッド・マックの「Go Your Own Way」が流れていた。
リンジー・バッキンガムの歌声も悪くない。




やっぱり、特徴のない同級生はフリートウッド・マックについての薀蓄を語り始めた。

スティーヴィー・ニックスは妖精
『Rumours』のメガヒット
「Black Magic Woman」とサンタナ 。。。



うんざりする薀蓄が特徴のない同級生の口から発信されていた。




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