2010年02月
1993年の秋、僕はファミレスでバイトを始めた。バブルはもう、崩壊して世の中は暗い話題も多かったけど、僕は一応は青春を謳歌していたように思う。

* 解説ブログ「20世紀少年」

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「Round round,get around~」と爽やかなコーラスでビーチボーイズの「I Get Around」は始まった。


さっきまでのコーラスワークはゴスペルのようだったのに、コーラスに加わる人員が代わったことにより、爽やかでポップなカラーに変化していた。


難しいことはわからないけど、演奏自体の質も重厚なものから軽快なものへと変貌していた。

おそらく、リードする楽器の編成も代わったからだと思う。


当時の僕はビーチボーイズに関してはベスト盤と「ペットサウンズ」くらいしか知らなかったけど、テープにダビングしてよくウォークマンで聴いていた。


ビーチボーイズでは、他にもっと好きな曲はあったけど、「I Get Around」は、ポピュラーミュージックのお手本のような1曲だと当時の僕は思っていた。



先輩たちのコーラスワークには、かなりの練習の跡を感じたし、実際、とても高いレベルに達していた。

僕は本当に感動していたし、いっしょに聴いていた同級生たちも目を輝かせていた。


小野先輩ほどのインパクトはないものの、オヒョイ先輩もビジーフォーのグッチ裕三ばりにフォルセットのかなりの高音で歌っていた。

ベースギターを最初、水平に近い感じで抱えていたのに、だんだんと角度が高くなり、垂直に立てるようになっていたことから藤村先輩のテンションの高さを感じた。



僕たちを歓迎するために先輩たちは一生懸命練習した曲を披露し、僕たちは皆、感動した。

ビーチボーイズの曲のタイトルじゃないけど、”素敵じゃないか”と思ったのであった。


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