【3話】 コンビニでバイトをはじめることになりました。
1993年の秋、僕はファミレスでバイトを始めた。バブルはもう、崩壊して世の中は暗い話題も多かったけど、僕は一応は青春を謳歌していたように思う。

* 解説ブログ「20世紀少年」


でも、当時はバイトの”いろは”は何も知らなかったので、とにかくいわれるままに契約してしまった。

働く曜日や日数、時間に関する選択肢は僕らには与えられず、唯一与えられたのが、土日の夕方5~9時までのどちらか一方を2人で選びあう権利だけだった。

しかも、店の都合で2時とか3時から出る場合もあると告げられた。

時給はたしかはっきりと覚えてないけど650円くらいのスタートで試用期間を過ぎたら670円くらいになったような気がする。


辞める時は1ヵ月前にいわないと給料から罰金として5000円引かれてしまう仕組みになっていた。

友達とみんなで駄弁りながら楽しくバイトができると勝手に思い描いていたけど、採用されたのは2人だけで、しかも別々の日に働かなくてはダメなので、結局は1人きりで働くはめになってしまうことに当時はガッカリしたものである。


でも、バイトするってことはこういうことなんだと、当時の僕は思ったようだし、流れに身を任せる方が楽だったこともあり、とにかく、ここでバイトをはじめることにした。

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